クイの欠かせない友達「ナオ」がクイを置いて東京へ行ってしまってから、はや1年。 まだクイはナオのおうちに遊びに行っていない。クイを捨てていったナオへの心の整理がここに来てやっと出来たので、遊びに行くことにしました・・・・というわけではなく(笑)。 前からかなり気になっていた佐々木蔵之介。それが大好きな佐藤隆太とチームを組んで二人芝居するってんだから、行かないわけには行かないのじゃ。 ちょうどJALバーゲンとANA超割だし、ついでに最近気になってることイロイロやってくるぞぉ~ってんで、東京行ってきました。 今回土日だけで行くの。金曜日に仕事終了後飛行機で出発。ダーに送ってもらったから18時50分発なのに18時に到着。 でもコレが良かった。 ナオへのお土産「マス寿司」忘れちゃったのよ。ダーが持って来てくれた。 ありがとう。本当に良い夫だ。 今回行きがJALで帰りがANA。JALカードも入手したことだし、富山空港も対応したことだし、「タッチ&ゴー」に初挑戦。あらかじめネットで搭乗手続き終了。後は手荷物検査へカードを持って直行。そこで、機械にピッ。ゲートから載るときもカードでピッ。かなりスムースでいいよ、コレ。いざ羽田へ。 今日はナオが会社の打ち上げやってるってんで、ずうずうしくクイも合流することに。だって、ナオが一体どんな人たちとお仕事してるか、気になるじゃない。というわけで、メールで導かれるまま市ヶ谷へ。 1軒目の韓国料理屋では既にあらかた食べ終えたあとらしく、すっかり皆様くつろぎムード。クイもはじめての人5人と対面でちょっぴり緊張。でもメンバーの何人かは前からナオの話の登場人物で、キーワードさえもらえればなんとなく雰囲気はつかめたし、世代がほとんど変わらないので、あっという間に楽しくなってきた。2軒目も行ってすっかり満喫させていただきました。言いたいこと言いまくって、失礼も数々あったと思うけど、皆さん笑顔で付き合ってくれた。ありがとう。 なんだかんだで、ナオ宅に着いたら2時。眠てぇ~。 さぁて、二日目は予定が盛りだくさんです。体力もなくなってきたし、東京はめちゃくちゃ歩くからセーブしたつもり。 前からかなり気になってたマノロ・ブラニクの靴。すっげー高いけど履いてみたい。せっかくだから日本一品揃えの良いお店を探して、試着しまくりに行くことに。場所は広尾。「サードカルチャー」って名前で、すっかり奥まったところにあって、いちげんさんお断り的なお店。旅行者のクイはそんなことお構い無しに、ずかずか入っていって、気に入った靴を試着してきました。でも、履いたらますます欲しくなった。9cmヒールのサンダルが足に馴染むなんて考えられないことよ、まぢで。あぁ欲しい、欲しい。でも107,000円。くぅ~。 そういえば店内にはもう一人お客さんがいたんだけど、よく見るとケロンパでした。そううつみ宮土理。しかしクイにしてみれば彼女はただのおばあちゃんだし、それよりもブラニクを履いた自分の姿をこの目に焼き付けて置くのに精一杯でした。でも、せっかく一枚の同じ鏡に映ってあーでもないこーでもないしてたんだから、一言二言声かけてくればよかったかなぁ~。 次は2ヶ月ほど前からクイが飲んでいる漢方薬なんだけど、元々ホームページ検索してて発見した「シーちゃん先生のあったかカウンセリング」っていうところで、遠くに離れた人は電話でカウンセリングなので、クイも以前2回ほどカウンセリングしてもらったけど、せっかく東京行くから担当の先生と会いたかったし、舌診断とかして欲しかったのね。んでナオには30分位暇をつぶしてもらって、そのオフィスにカウンセリングしに行ってみた。 場所は北青山で表参道駅のすぐ近く。 先生は170cm位のアナウンサー系の美人。物腰も優しくってそれでいて的確で、お会いできて良かったわ。日ごろ心配に思ってることや気になってることを一つ一つ聞いてもらって、なんだか納得。行ってみてよかったわ。 本日メインイベントのお芝居Team申の「時には父のない子のように」。開演は15:00からなんだけど、場所が三鷹なんだよね。かなり遠めってことで、先に三鷹まで行って遅めのランチを取ることに。 まぁ休日ってことで赤ワインを飲みながらパスタです。 すっかりご機嫌になり舞台のある「三鷹市芸術文化センター」へ。すっかり郊外にあるこの施設、すごく綺麗でこじんまりとして雰囲気が良かった。 開場して中へ進むと、お祝いにお花がいっぱい飾られている。こんなに花が飾られている舞台ってのも初めてで、有名人からのお花だったりするとパシャパシャデジカメったりするわけですよ。今ちょうど二人と同じドラマに出てる天海祐希は大きなお花だった。 んで、びっくりしているとそこにはこじんまりとしたBarがあるじゃないの。普通のオレンジジュースからアルコールもある。そこで勢いのついてるクイたちはここでも赤ワインを。。。なんと一杯200円。安くない?市の施設だからかな? いい気分になって舞台の始まり。なんと立ち見もでる大盛況ぶり。クイのチケットは「J13」。普通の大きなホールなら結構いい席なんだけど、この舞台はこの番号で後ろから2列目なの。とっても小さな舞台。その分、俳優さんの顔や動き、筋肉のつき方まで、オペラグラス無しにじっくり閲覧できるのよ。佐々木蔵之介の繊細でいてあふれる情熱、佐藤隆太のほとばしる若々しさなんてなものがヒシヒシと伝わってまいりました。三鷹と京都であるんだけど、京都の千秋楽が見たいと思いましたね。 さて、舞台を見終わって三鷹の駅に戻ったのが5:30頃。次のご予定は21:00から。とりあえず、新宿まで行って夕飯を食べることに。基本的にナオもクイもチャレンジャーなので、トルコ料理へ行ってみた。新宿南口から遠くはないのだが、お店に近づくほどにとても駅から徒歩五分とは思えないほど雰囲気が怪しくなる。 お店はお店の人が1人、お客さんが二人。三人ともトルコ人の方と思われる。トルコ人といえばイルハン。お店の人はイルハンみたいにかわいい。お客さんはマッスルみたいな感じ。 時間はたっぷりある。まずはワイン。そして注文。スマイリーなよい子じゃ。しかし数分後、お客さんのトルコ人がメモ帳片手にやってきて「さっきの子は日本語あんまり得意じゃないだよ。もう一回注文を教えて。にこっ」うーん、ターキッシュタイムだ。 そのご、サラダ。そのあと料理が出てくるのはとっても遅い。でも、異常に時間があるクイたちはあーでもないこーでもない。そのうちトルコ人のお客さんもいなくなり、新しいお客さんも来ず。 気がつけば、20:00。そろそろ出ようかという頃に新しいお客さんが一組。もうお客さんのトルコ人はいないけど、ちゃんとオーダー取れるか心配だわ。 そんなこと思いながら、次の目的地へ。 次は「新宿末廣亭」の深夜寄席。若手噺家の勉強会ってことで木戸銭は500円。初めての落語にはぴったりってことで見てみることに。新宿伊勢丹に近いちょっと奥に入ったところにあるんだけど、まるで祭りのような賑わい。新宿って凄い街だよね。んで、末廣亭の前にも少し行列が。まず、末廣亭の前に立ってる人からチケットを買って、それを持って並ぶ。まぁならばなくても余裕で座れるらしいけど、並んでおく。するとしきりにテレビカメラやカメラを持った人たちがウロウロ。そのうち若いパツパツのADらしきおネエチャンがクイたちの元へ。 「寄席へは初めてですか?」「はい」「どうして来ようと?」「やっぱり、タイガータイガーじれっタイガーでしょ。」「あぁそうですか」「スイマセンが、寄席の中の様子を定点カメラで撮るんですが、お二人のそばに置いてもらってもいいですか?」「(そばに置くぐらいなら)いいですよぉ」「ありがとうございます」 ってな具合で、入ると導かれるままお姉ちゃんがキープした座席へ。結構前の桟敷席。ふと見ると定点カメラがこっちを見てる。・・・・あっ。クイ達が撮られるんだ。。。ちょっとした誤解。まっいいかっ。 なんと本日はフジテレビ、TBS、テレ東、女性自身、週刊女性と5つも取材が入ってるらしい。これも偶然らしいんだけど、ほんの数ヶ月前までは30人入ればよかった深夜寄席が今は立ち見もあふれる勢い。来てるのね、落語が。噺家は4人。はじめての落語だったけど、これなら色んな落語が聞いてみたいと思っちゃいました。23時で終了。するとさっきのAD姉ちゃんがやってきて、外で取材させてって。ここまできたらなんでもいいのだ。10分くらいマイク向けられて、あーだこーだとお話しして終了。なんの番組かは放送したら、報告します。 さぁ、もう帰りましょう。新宿駅に行くとまるで祭りか花火大会のような人出。最終電車に乗るのに並ばなきゃ切符買えないなんて、富山では信じられない光景だわ。ここは日本の中心地なのね、実感。 三日目。今日は帰る日。まだまだ、いたいんだけどね。最後の予定は横浜で「ルーブル美術館展」 ナオの家でのんびりとだらだらし、横浜まで行って、凄い人ごみの中、ドラクロアやクレーなどを鑑賞。 その後、エスニック料理なんて食べてたら、飛行機までの時間が無くなった。すっげー慌てて、横浜駅まで帰って、羽田直行高速バスに飛び乗る。ナオとのお別れもそこそこにふぅふぅ。間に合うだろうかと心配してみたが、ついたら出発二分前。どうにかなるかと思ったけど手荷物検査通れなかったよ。ちくひょう~。とりあえず、カウンタへ行くと「もう飛行機が動き出しておりますので、申し訳ございませんが、お乗りになれません」ときっぱり断られました。 一度「○○様、○○様」と呼ばれて、走りながら飛行機に乗り込むっていうのやりたかったけど、それすらも終わっていたというわけです。幸い、次の便に空きがあったので、そのまま振り替えてもらえました。こういう時お金かかるの?って思ってたけど、請求されませんでした。 実はこのあと、羽田空港をすっかり満喫してショッピングしてたら、また遅れそうになって、手荷物検査も「お急ぎの方専用」で入る始末。懲りないんですわ。 それにしても、ホントに楽しかった、今回の旅行。日々歩いているのが良かったのか、前より足腰の痛みが無かったし、二泊できたことでかなりゆったり感があった。ナオには週末まるまるつぶさせてしまったけど、許してね。東京も行きだすと全然遠くないから、これからもちょくちょく行こうと毎回思うんだよね。 あぁ。マノロ ブラニクの靴、欲しいよぉ~。どうしよう。
by k091
| 2005-06-14 15:14
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