この度、クイもダーもJALマイルが10,000マイル以上たまりました。 そしてJALでは11月末まで「おともdeマイル」っていうキャンペーンをやっていて、 通常15,000マイル以上でないと無料航空券にはならないけど、 特別に10,000マイルで無料航空券と交換してあげるかわりに 誰か一人お供を連れて行かなきゃいけないってもの。 そのかわりお供は往復20,000円で行かせてくれる。 今回二人ともそのキャンペーンに適用可能ってことで、 小松から那覇はダーがクイのお供となり、 那覇から石垣はクイがダーのお供となり行くことにしました。 ただし、この「おともdeマイル」ってのは2週間前じゃないと 予約できないので、いっぱいになってて取れない!なんてこともあり、 最初の予定とは若干ずれて、お休みを交換してもらったりしたし、 行きたい宿の一つが毎週火・水がお休みだったので、那覇と石垣の滞在順が 変わったりと、やっぱりバタバタしたけど、どうにか無事に手配完了。 今回は珍しく、というか仕方なく細かな現地情報収集が出来なかったのよ。 まぁたまには現地で聞き込みしてもいいかなっていう感じで行ってみる事にしました。 本当は富山から行きたいんだけど、「富山-那覇」は7月・8月しか就航してないから 今回も小松から出発です。 富山からは1時間ちょっとだからそんなに苦ではないんだけど、駐車場が有料なのよねぇ~。 世の中それが普通なのかもしれないけど、富山空港は無料なもんだから、なんだか不満に思っちゃうのだよ。 それにしても、出発の時は珍しいくらいの晴天。 一気にテンション上がってきたよ。 那覇も良いお天気。それに激暑。なんと30度だそうな・・・。 七分丈のシャツですらうっとうしい。ダーはランニングに変身です。 今回のレンタカーはエアチケットが取れてから慌てて準備したんだけど、たまたまスッゲー安いキャンペーンやってる会社を発見。 沖縄に行った時は安いので「エックスレンタカー」を利用してるんだけど、「OTSレンタカー」もよく目にしてたけど価格的にはこれまでそうでもなかったんだよね。 それが、今回他の半額くらいだったから飛びついちゃいました。 本島も石垣もここでお願いしました。 ちなみにクラスや料金は一緒なのに、本島はナビ付きで、石垣は無しじゃった。 いつも午前中の便でくるので、那覇についたらお昼を食べるんだけど、ここ2回ほど行く店は決まっている。 「ステーツサイズ」 やっぱり肉食ってからじゃないと沖縄は始まらないのだ。 3回目だと思って地図とか調べなかったけど、なんとなく行けたあたり、かなり馴染んできた証拠? ←コレにスープがついて1,500円ってのはやっぱり破格だよね。 肉もやわらかくて美味いんだよ、コレが。 ちゃんと焼き方も聞いてくれるし、パンかライスか選べる。 スープは多分、キャンベルかどっかの缶詰だと思うけどね。 ある意味ココでしか飲めないっていうか飲まない。 ちょうど1年ぶりくらいだけど、もちろん何にも変わってない。 多分何十年と変わってないんだろうね。 カウンタのおばぁがもうちょっと若かったくらいかな? あと、さすがにもうココでは米兵を見かけることはないな。 那覇についたら行く店がいくつか決まってる。 最初はステーキ食べに「ステーツサイズ」 次は中古家具のお店「PEAL」 これは宿までの道、「58号線」沿いにある。 前回購入したソファはすっごく気に入ってるのだが、ダーも気に入っているらしく、座りたいときに座れない状況が多々見られる。 なので、今回はダーのソファを選びにきたのだが、無い。 まったく無い。あぁ~残念。 そういえば、9月後半くらいからソファが売れるって去年言ってたから、もう売り切れちゃったのかもねぇ~。 でも、かなりGOODなロッキングチェアを発見。 ちょっと考えてもいいかも・・・ 次の店はダーのためのミリタリーショップ。 ←ココは北谷にある大きなお店。 軍関連の衣料品なんかが、USEDと新品と織り交ぜておいてあるからヘビーなミリタリーオタクじゃなくても楽しめる。 ダーは目をキラキラさせて奥へと消えていきました。 北谷には大きな観覧車がある。 北谷は元々米軍の敷地だったところが、何年か前に返還されたところらしい。 なので、新しいホテルやショッピングセンターなんかがバンバン出来てる。 ちょっと前までは沖縄で一番延びてた街って感じじゃないのかな。 今は那覇の南側にアウトレットとかできて、デパート系もどんどん移転してるらしいから、そっちが一番活気付いてるらしいよ。 58号線をぐんぐん北上すると、沖縄の第2の街「名護」が出てくる。 ←はけっこう独特な雰囲気の名護市役所 那覇は作られた雰囲気だけど、名護は根っからの沖縄っていう雰囲気がする。 沖縄本島での宿は「ファームハウス」 ここは前回クイが一人で沖縄に来たとき泊まった宿。 すっごく良かったと言ったら、ダーも泊まってみたいって。 ここで二泊です。 この宿は山の中にあって、オーナーの伊藝さんが畑を持っていて、なんでも作ってる。それが食事にでてきて、とっても美味しいし、体にいいもの出してくれる。 夕飯が終わりオーナー夫妻も片付けが終わると一緒にお酒を飲んでしゃべったりする。今日はクイ夫婦のほかには1人のお客さんが一組のみ。 ダーはコンビニで久米仙を買ってきてるし、ここには山で出来たものを泡盛で漬けたお酒が沢山ある。 アセロラ、ノニ、月桃、パイナップルなど何でもある。 他の果実酒と違うのは砂糖が入ってないから、後味がべとべとしなくていいの。 もう一人のお客さんは仕事で来てて、土日を過ごして帰るんだって。 いいねぇ~。どうも通信関係らしい。しかし海外青年協力隊でパナマにも行った事があって、かなりアグレッシブな中年男って感じ。沖縄は3回目だけど、ディープ好きらしく、目の付け所が違うんだな。 皆でたっぷり11時すぎまで話しまくって、今日はオシマイ。 いよいよ沖縄2日目。 朝はいい感じで青空が広がっていたけど、予報では午後から雨。 もう行くところは決まってる。 まず、今帰仁城(なきじんぐすく) 次は琉球村。 次はやちむんの里。 しっかり準備万端で、あとは朝ごはん食べるだけ。 朝ごはんも美味いんだよねぇ~。 やっぱり宿は食事で選ぶべき! 今帰仁城は宿からすぐのところにある。 この城(ぐすく)が大好き。 でも他の城には行ったことが無い。 一年ぶりに行ってみると、すっかり整備されて今帰仁文化センターと共に駐車場も綺麗になってた。 ちょっとびっくり。 それに、村の跡も見学できるようになってた。 かつてチケット販売していた小屋にいるおばさんが猫を沢山面倒見てる。 今年は一匹だけ発見。 石畳の真ん中に知らん顔して寝てるよ。 世界遺産だぞ、これは。 ぽつぽつと雨がちょっと降ったりやんだり。 朝の今帰仁城はちょうちょがたくさん飛んでいて、全体にのーんびりした雰囲気が漂っていて かなりいいんだよねぇ~。 次の場所は琉球村。 ここは沖縄の古い民家を移築して、琉球文化を見たり体験して感じることが出来るところ。 午後になるほど降水確率が高かったから、先に行くことにした。 ここでは前回三線や琉球衣装の着付けに踊りなんかを体験できて、すっごく楽しかったので、今回はダーにも見せてあげたかった。 んで、もちろんクイもまたいろいろ体験したくてね。 ところが、琉球衣装の着付けは随分お値段が高くなってて、なおかつ本日お休みだと。 ダーはシーサーの絵付けがやってみたいと言い出した。 あんまり挑戦するタイプではないダーなのでかなり珍しい。 クイも一緒にやることにした。結構面白い。。。。 外では雨が降り出したから、ここでしばらく没頭です。 45分ほどしてクイ一人で三線の体験へ。ダーはそのまま絵付け。 まぁいいかげん終了して、三線のところへ来てもらって写真でも撮ってもらうつもりだった。 三線の先生は去年と同じオジィ。 六人ほどいるらしいからかなりの確率だ。 去年ここで習ったきり三線には触ってないから久しぶり。 しかし始めてみると結構憶えているもんで、サクサクできちゃった。 かなり楽しかった。だんだんオジィも白熱してきて、厳しくなってきた。 ふぅ~久しぶりなんだよぉオジィ。手加減してよ。 最初体験を始めた時に予約が入ってるから、その人たちがくるまで一応やってきたら一緒にやろうねって言われてたのに、それらしい人たちがいっこうに来ない。 そうこうしていつのまにか厳しくなったレッスンを受けているうちに30分800円の体験は1時間ちょっと過ぎていた。 予約の人も予約の人だが、うちのダーはどこ行った??? このオジィの横に箱に入った三線があった。 「これどうしたの?」って聞くと、昨日体験した人が三線を欲しがったのでオジィが見立ててあげて、これから神戸へ送るところだと言う。 今回の旅行で三線を買うつもりだったクイは「私にも見立てて」とお願いしてみた。 するとオジィは「内緒だよぉ~」と言って秘密の三線職人を教えてくれた。 オジィは「○○○のオジ」と紙に書き、「コレを見せなさい」と言った。 まるで探偵ごっこのようだ。 するととうとう予約の人たちがやってきたので、クイはオジィと記念写真を撮って、必ず教えてもらった職人を訪ねると約束して、お別れした。 次は「やちむんの里」 ここはいわゆる沖縄の陶芸村って感じ。 ココの一番奥にお気に入りの作家「大嶺実清」の工房がある。 ここも前回来たところ。 ダーに焼酎飲むためのコップをここで買っていったら、ダーもひどくお気に入りに。 それで今回一緒に行った。 この工房では訪ねるとお茶をご馳走してくれる。 前はサーターアンダギーだったけど、今日は豆腐よう。 豆腐ようにはコーヒーよりおさけ。 先生がダーに「クースーがあるよ。飲む?」って言ってくれたのにダーは「いいです」と断りやがった。 クースーとは泡盛の古酒のことで、なかなか沖縄の現地の人がもってるクースーなんて飲めないのに何で断っちゃったのか。 あまりにももったいない。 後で宿のオーナーにも「あの先生のクースーは美味しかったのにぃ」などと言われてより後悔です。 細長いお皿と小さい小鉢を購入。 ここでは買った品数より多くのものや高いものをくれたりする。 どうもダーは随分気に入られたようだ。 今回は箸置き二つに小皿、小さな壷と沢山もらっちゃいました。 特に小皿は去年貰った小皿と同じ種類で、これで二つ揃ったことになります。 さんきゅっ。 やちむんの里を後にして、琉球村のおじぃに教わった三線屋へ。 行ってみてびっくり。 そこはいわゆる屋台村のようなイメージで、野菜や紅芋、琉球ガラスに三線となんでもあるけど、なんともいえない雰囲気をかもし出しているところ。 目当てのおじぃはいなかったけど、すぐに呼んでくれた。 琉球村のおじぃに言われたとおり値切ってみようかと思ったけど、「予算はいくらなのぉ~?」と切り出された日にゃ「んじゃぁ~これがいいよ。これこれ」ともう既に決まっていて、クイが選択出来たのは三線ケースの色位です。 予備の線や三線用の楽譜、三線用の爪など全部セットにしてくれて、2万円です。 これは一体いい買い物だったのかどうかも判断することができなかったから、もう他の三線などは見ずにおこうと決心。 でも、宿の人の意見やお土産屋などの品物など、総合するとかなりいいお買い物だったようです。 ありがとうね、おじぃ。 今回沖縄に来るにあたって、旅行記のブログなどを見まくってたんだけど、その中で一つ気になったお店があった。 それがこの「万国百貨店」。 恩納村のムーンビーチあたりにあるんだけど、なんとも言えないジャンキーなお店。 一度入ったら1時間は出れないね、まぢで。 万国百貨店で思いがけず時間がかかっちゃったのに、ダーが道沿いのたこ焼き屋で止まれと言う。 大繁盛している。 どうして沖縄でたこ焼きなのよ。まったく。 結局20分近く待たされて、買ってきたけどね。 クイはこのたこ焼き屋の店主のことをTVで見たことがあった。 確か大阪からやってきたって言ってた。 美味しかったよ。 何とか夕飯前に宿に到着。 しかしミスを発見。 明日石垣島に行くのだが、朝ごはん食べてったら、飛行機に間に合わない。 飛行機は何時でも良かったし、1時間に一本くらいあったのに 宿から那覇空港の距離をちっとも考えてなかった。。。 というわけで、宿の食事はこの夕飯が最後でした。 残念。。。 でも、宿のご夫婦とダーは野球の話しでめちゃくちゃ盛り上がって、やっぱり11時頃までロビーにいっぱなしです。 そうそう、宿のご夫婦にいい三線だと褒めてもらい上機嫌です。 三日目。 今日は石垣島へ行く日。 すっかりの天気です。 天気予報では今日と明日が雨ってことだったから、石垣島での予定はほとんど決めてない。 だから今日は石垣島へ行って、レンタカーを借りて、宿へ行くだけ。 沖縄本島と石垣島などの八重山諸島は近いって思ってる人も多いだろうけど、同じ距離を戻ってみると鹿児島あたりまで行けちゃうのです。 500kmもあるんだってよ。 だから沖縄本島と宮古・八重山では言葉も文化も結構違います。 「ようこそ」っていう意味の「めんそーれ」は石垣では「おーりとーり」です。 レンタカーを借りたら、腹ごしらえ。 やっぱりおそばも本島はちょっと違う八重山そばってのがある。 今回は「キミ食堂」のみそソバです。 この度、初めて八重山で甲子園行きを決めた八重山商工のすぐ近く。 そういえば募金してたよ。 天気が悪いからドライブは今度にして、天気が良くても関係ないところへ行くことに。 「ミンサー工芸館」で見つけた刺青 昔八重山の女性は手に刺青をしていたのだという。 それも島でそれぞれ違ってたらしい。 ミンサー工芸館のシーサーはちょっと浜ちゃんに似てると思わん? そろそろ宿へ。 いわゆる石垣島の市街地から最初の宿は反対側にあるからゆっくりぼちぼち行ってみる事に。 途中石垣島では最も有名な川平湾(かびらわん)へ。 今日はどんよりです。 一旦宿を見失い、そのまま突き進む。 んで、米子焼工房まできちゃいました。 ココにはとってもアグレッシブな作品がヤマモリです。 石垣島では4泊予定で前半と後半で宿を替えることにした。 前半は山原っていうところにある「ヴィラ・ヤマバレ」 ここはネットで一目ぼれ。 速攻アジアンルームを予約でした。 この「ヴィラ・ヤマバレ」は海からまったく隔てるものが無い斜面に建ってる。 んで4つの部屋は全部、窓から海が見える。 いかんせん、天気が悪い。 まるで日本海のようだ。ある意味ホッとしたりする。 まぁ滞在している間に一目でも晴れた景色が見れたらいいなぁ。 どうも今日の宿泊客はクイ達のみ。 部屋はとっても落ち着く雰囲気で、置いてある家具や備品、洗面所にお風呂などの様子も非常に良い。ここにして正解である。 ただココはとっても風が強い場所のようである。 その分、窓はすっごく頑丈だし、防音も結構完璧かも。 冷蔵庫もあるので、早速買出しにでるが、そういえば、来る途中、スーパーらしきものは近くに見かけなかった。 いわゆる共同売店みないな「狩俣ストア ミニ食堂」を発見。 ミニ食堂とは初めてみる名詞だわさ。 石垣島のある意味名物「ゲンキ乳業のクール」を買ってみる。 味は「マミー」をもう少しさっぱりさせた感じかな。 今回の旅行は、夕食が全部ついている宿にした。 この宿は料理長が奥様のようだ。 1日目の夕飯はどうも和食らしい。 一品ずつ出てくる。 石垣ならではの食材も使われていて、とっても食べやすい。 最高の一品!っていう感じの料理じゃなくて、すっごく馴染みやすいけど、家庭料理とは違うって感じ。 塩加減とかもクイ夫婦にはすっごくぴったりきた。 この緑の不思議な山菜は「オオタニワタリ」の新芽だって 天ぷらにしたりして食べるらしい。 シダの一種らしいよ。 これがやわらかくて、山菜みたいな感じで美味いよ。 実はこのオーナー夫婦、金沢出身らしい。 最後に出てきたお番茶は、やっぱり「加賀棒茶」。 香りがいいから一口飲んだらすぐに分かる。 これだけは、やっぱり昔から飲んでるお茶が美味しいと思うからって 実家から送ってもらってるんだって。 クイの実家でも飲んでたよ。 :::つづく
by k091
| 2005-11-20 00:12
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